東北菜

昨日は中国人の友人に日本史の教科書と資料集を貸すために、池袋で会った。彼は日本の大学だか大学院で日本の経済史を勉強したいらしい。教科書を差し出すと驚いた様子で「1冊だけですか?中国では歴史の教科書は4冊です。」と言われてしまった。「日本は歴史が短いからね…(笑)」と答えたけれど、実際はそれだけが理由ではないと思う。日本の教科書ってエッセンスが凝縮されてるって感じがするのですが、まぁ、どっかのものと比べたわけでも、歴史を研究したわけでもないので、ただの印象です。そもそも高校時代も受験前に一読しただけだし。
前置きが長くなってしまいました。彼と別れた後、遅い昼食をとりに前から気になっていた東口の中華料理店へ。ランチの時間は食べ放題と定食をやっているようで、一人で入ったのにもかかわらず、食べ放題か定食か聞かれました(^^;)
定食に「きくらげの卵炒め丼と唐揚げ」があったので、迷わずそれを注文。時間が遅かったせいか店の中は店長さんと料理人と私だけ。店長さんはひたすらパソコンとにらめっこでたまに料理人一言二言とやりとりをするくらい。それを聞いて私は北方の人か南方の人かぼんやり考える。
程なくして料理が来た。きくらげと卵がたっぷり入ったものを期待してたのに、卵ときくらげと豚肉のあんかけでちょっとがっかり(>_<)味はまずまず。お米はきっと中国のお米で炊き立てご飯の香りがほとんどなく、ややぱさぱさ。でも、蓋飯にぴったりのご飯で、留学中食堂で食べた蓋飯が懐かしくなりました。毎日は食べたくないけど、たまに食べたい味。
料理人と話してみると彼は遼寧省の方でした。中国語で話しかけたので、私は日本人だというと「中国人じゃなかったのですか、失礼しました。」とかえって気を使わせてしまいました(>_<)
久々に中国北方の方と中国語で話して、r化音が懐かしかったと同時に、自分はr化だけでなく、巻き舌音が下手になってることに気づきました。