『クロスロード―あの日の約束』泉忠司、晴香葉子

表紙がきれいだったので。

クロスロード―あの日の約束

クロスロード―あの日の約束

話は…よくありそうな恋の物語。運命のように出会って、仲良くやっていくのだけれど、お互いのことを考えすぎるあまりにすれ違うようになって…。はいはい、と思ってしまうこともしばしば。
この本の特徴は「あとがき―泉忠司―」にもあるように、

『クロスロード―あの日の約束―』は「小説」+「恋愛学」でひとつの作品になっていることが、新しい試みであり、最大の特徴です。言い換えると、「晴香葉子の恋愛学」なくして、『クロスロード』は絶対に成立しません。        「あとがき―泉忠司―」より

1コマ1コマに恋愛学の考察があること。へぇー、ふぅーん、と新しいことを少し知ったような気もしますが、すぐ物語が区切られてしまう欠点のほうが大きく感じました。
もともとは本にするために書かれたものではないようですが、本にする際は小説と恋愛学を分けて書いてもよかったのではないかなと思いました。そうすると味が薄くなってしまうのでしょうか?こういうのって好みの問題なのかな?そうでもないのかな?
そのままの形で出版させるのがよいのか、本として新たに生まれ変わらせるのがよいのか??
こっちも読んでみました。

クロスロード〈2〉あの日の選択

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残るは
クロスロード〈3〉そして未来

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